2022年4月3日(日)主日礼拝 「沈黙のイエス」

ステンドグラス 礼拝のお知らせ

☆4月3日(日)11:00〜12:15

☆招詞 詩編 12編6節

☆聖書 マルコによる福音書 15章1~20節

☆宣教 森 淳一牧師 「沈黙のイエス」

15:1 夜が明けるとすぐ、祭司長たちは、長老や律法学者たちと共に、つまり最高法院全体で相談した後、イエスを縛って引いて行き、ピラトに渡した。

15:2 ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」と答えられた。

15:3 そこで祭司長たちが、いろいろとイエスを訴えた。

15:4 ピラトが再び尋問した。「何も答えないのか。彼らがあのようにお前を訴えているのに。」

15:5 しかし、イエスがもはや何もお答えにならなかったので、ピラトは不思議に思った。

15:6 ところで、祭りの度ごとに、ピラトは人々が願い出る囚人を一人釈放していた。

15:7 さて、暴動のとき人殺しをして投獄されていた暴徒たちの中に、バラバという男がいた。

15:8 群衆が押しかけて来て、いつものようにしてほしいと要求し始めた。

15:9 そこで、ピラトは、「あのユダヤ人の王を釈放してほしいのか」と言った。

15:10 祭司長たちがイエスを引き渡したのは、ねたみのためだと分かっていたからである。

15:11 祭司長たちは、バラバの方を釈放してもらうように群衆を扇動した。

15:12 そこで、ピラトは改めて、「それでは、ユダヤ人の王とお前たちが言っているあの者は、どうしてほしいのか」と言った。

15:13 群衆はまた叫んだ。「十字架につけろ。」

15:14 ピラトは言った。「いったいどんな悪事を働いたというのか。」群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び立てた。

15:15 ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバを釈放した。そして、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。

15:16 兵士たちは、官邸、すなわち総督官邸の中に、イエスを引いて行き、部隊の全員を呼び集めた。

15:17 そして、イエスに紫の服を着せ、茨の冠を編んでかぶらせ、

15:18 「ユダヤ人の王、万歳」と言って敬礼し始めた。

15:19 また何度も、葦の棒で頭をたたき、唾を吐きかけ、ひざまずいて拝んだりした。

15:20 このようにイエスを侮辱したあげく、紫の服を脱がせて元の服を着せた。そして、十字架につけるために外へ引き出した。

(新共同訳聖書)

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